こんにちはジジでございます。
いよいよパチンコ業界を離れる時が来ました。
この業界にお世話になって25年以上。
大手や中小で店長やそれ以上の役割を
長い事やっていましたが
今だから書ける
パチンコ店の稼働アップ
について書いていこうと思います。
私が書くのは
お金を掛けずに稼働を上げる方法。
しかし短期的な稼働アップは短期的に落ちるので
地力を付けて中長期的に稼働を上げていく考え方や手法と
捉えていただければと思います。
詳細はメッセージを頂ければお答えできる範囲で
しようと思います。
資金投入の前にやる事
オーナー様に
稼働を上げろ！
売上を上げろ！
粗利を稼げ！と
日々、檄を頂いている方の心中をお察し致します。
内心は、、
- 打ち出し費用
- 機械費
- 広告宣伝費用
- 設備投資
「金」を出してくれと思いますよね。
勿論、必要な事ではあります。
しかし、その資金投資が無駄になるかもしれません。
オーナー様に資金投入を願いして大ゴケしたら( ﾟДﾟ)
まずは、資金投入に値する
若しくは資金投入せずして稼働が
上げられないか考えましょう！
金がない！
さぁ、どうする！？
粗利確保に必要なアウトと客数は？
まず、至上命題である
粗利確保ですが
現状から考えるだけだと
・そこまで絞められるのか
・飛ぶかもしれない
といった思考に陥りますが
まずは、指示を頂いた粗利（マスト）を多少頑張れば確保できる
アウトはいくつか確認しましょう。
現状の総粗とマストの差額はいくらですか？
その差額を自店の各カテゴリに振り分けた時の
玉利は限界を超えていませんか？
限界を超えている場合は
現状の玉単でどこまでアウトを伸ばせば
頑張れる玉利になりますか？
ここまで来たら
上乗せしたアウトに必要な客数を出しましょう。
ホールコンで月間実績から計算します。
各時間での客数がカテゴリー毎に取得できると
思うので
・月間アウト
・そのカテゴリーの時間毎の客数を合算した数値
で、1人当たりのアウト数を出しましょう。
あとは、上乗せアウトを一人当たりアウトで
割れば必要客数が出ます。
その必要客数を営業時間で割ったら
どうでしょう？
そこまで無理な数字ではないのでは？
■1時間当たりでこの客数さえ増やせばよい
■この機種で1時間当たり〇名様増やせばよい
目標を最小ロットにすることで
すべきことが明確になってきます。
そして最大の利点は目標を皆で共有できる事
朝礼でアルバイトの皆さんにお願いする時にどちらが
頑張ってくれそうですか？
①今日はアウトを500発上げてほしい
②海のお客様を毎時間〇名様以上にしてほしい
②のほうが皆がイメージしやすくて頑張れそうですよね？
店長だけが目標やノルマを抱え込まなくていいんですよ。
分かりやすい目標に置き換えて店舗全体で数値を追う事が
本当の総力戦です。
あと、皆が自主的に頑張ってくれているのを見るだけで
メンタル的にプラスになります。
お試しください。
必要客数がイメージできたら
次のステップ
上記のシュミレーションの相談もお受けします。
稼働を上げる大原則
集めて固定化する
これだけです。
集客した時、集まった時に如何にファンをつくるか（固定化）
この繰り返しです。
演者さんを呼ぶのもイベントをやるのも良いと思いますよ。
固定化する（できる）策や環境があればですが。
もし、なければやめたほうがよいです。
自分で自分の首を絞めるだけです。
演者さんやイベントで何を求めますか？
それは、日ごろから来ているお客様にも
受け入れられていますか？
単発集客で自己満足になっていませんか？
日常思考と目的志向
パチンコ店に行く時のお客様は大きく以下に分類されると思います。
①日常の生活サイクルで来店する ⇒日常思考
②イベントや機種狙い撃ちで来店 ⇒目的志向
日ごろ来店される常連様は①のかたが多いのでは
ないでしょうか？
・朝起きてご飯を食べたらパチンコ屋さんに
・会社帰りはいつものようにパチンコ店へ
こんなイメージですね。
②の目的志向は明確に「勝ち」だけを狙って立ち回って
居る方のイメージです。
そこで質問です。
あなたのお店には①と②それぞれ
どれくらいの割合でいらっしゃいますか？
立地によるところも多いですが
①と②が共存できている状態が望ましいと思います。
ウチは片田舎のお店だから常連しか相手にしない！
というポリシーのお店もあるかもしれませんが
新しいユーザーも獲得して行かなければ先細りは
明白ですよね。
逆はあまりないかもしれませんが
常連はいらない。絶えず集客し続ければok！
というお店は「金の切れ目が縁の切れ目」です。
あなたのお店のベストバランスはどのくらいの比率でしょうか？
日常思考のお客様を守りつつも
目的志向のお客様を固定化して日常思考に
変わっていただく。
究極の理想は
日常思考100％。
そうなれば
広告宣伝も機械費もいりません。
稼働も絶えず安定します。
その策はオフェンスですかディフェンスですか？
稼働を上げるために色々と策を打っていると思いますが
それは
オフェンス策orディフェンス策
どちらでしょうか？
オフェンス ⇒集客策
ディフェンス ⇒固定化策
と言い換えましょう。
集めて固定化というものの
やたら固定化策ばかりやってませんか？
例えば
・接客力の向上
・来店ポイント景品の拡充
・店内外の美化
どれも大事なことですけど、集客策ではないですよね。
離脱防止を含む固定化策です。
策を打つ場合には
それがどちらの策なのかを再度確認しましょう。
まとめ
昨今、機種選定や機種運用ばかりがクローズアップされ
パチンコ店の原点の考え方が記載された記事が少ないと思います。
今だからこそ、地に足を付け地力を付けることで
着実に業績を伸ばすチャンスだと思います。
次の記事では具定例を交えながら、実践すべきことを
書いていきます。
中小でもやれるんです。
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